どんな1年がやって来るのだろう。
願わくば・・・うれし涙に暮れる1年でありますように。
ハリケーン・サンディでひどい被害にあったのか
病気になって寝込んでいるのか
日本に帰国してしまったのか
はたまた
恋の病にでも落ちているのか。
たくさん心配していただいて
いろいろご連絡をいただいていますが、
いずれにもあてはまらず
ニューヨークで
ひとり
ピンピン
生きています。
10月15日からちょっとばかり仕事の環境が変わり、
全く自分の時間が持てない状況が続いているだけです。
やりたいことより
やらなければいけないことをやっているだけで
それすらやり終えることができないうちに
眠る時間もままならないうちに
新しい1日が次から次へとやって来ます。
私のこの部屋は
まだ夏のままで止まったままですが、
ニューヨークには知らぬ間に
ホリデーシーズンがやって来ました。
早いところこの環境に慣れ、
早いところこの状況をやっつけ、
魔法がかかったこの季節のニューヨークを楽しむのだと
この部屋に入り浸って毎日書きたいことを書くのだと
そう心に決め(秘め?)ながら、
1日1日を夢中で過ごしています。
努力は嘘をつかない。
・・・らしいので、
もう少し頑張ってみようと思います。
心配かけて、ごめんなさい。
心配してくれて、ありがとう。
耳におっきなタコができるぐらい
何度も言っている(=書いている)が、
ニューヨークの夏は・・・短い。
けれど、
そんな短い夏でさえ
ホリデー(=クリスマス)シーズンに勝るとも劣らないほど
たのしいことがいっぱいある。
おそとで
お金をかけずに
身も心もリラックスしてたのしめる
場所やイベントがざくざくあるのだ。
今年の夏も、
おそとでランチ
おそとで芝居
おそとで音楽
おそとで映画・・・と
短いニューヨークの夏を満喫してきた私だが、
それでもまだ
夏が終わるまでの間に
どうしても行きたい場所があった。
それは、
Manhattan(マンハッタン)から
わずか7分の船旅で行ける「島」だった。
続きは、こちら。
昨年
Alexander McQUEEN(アレキサンダー・マックイーン)の回顧展『 ALEXANDER McQUEEN:SAVEGE BEAUTY(凶暴な美)』を大成功させた
The Metropolitan Museum of Art(メトロポリタン美術館)のCostume Institute(コスチューム・インスティチュート)が、今年は5月10日(木)から8月19日(日)まで『Schiaparelli and Prada:Impossible Conversations(ありえない対話)』を開催した。
Elsa Schiaparelli(エルザ・スキャパレリ/左)とMiuccia Prada(ミウッチャ・プラダ/右)。5月7日(月)、展覧会開催に先駆けて報道陣の前に勢揃いしたこの展示会の仕掛人たち。
左/Emily Rafferty(メトロポリタン美術館館長)・中央左/Anna Wintour(アメリカ版ヴォーグ編集長)・中央/Miuccia Prada(プラダオーナー兼デザイナー)
今回も
ネロさんは、
月曜日のMet(メット)に私を連れて行ってくださった。
8月初めの月曜日、午後2時30分。
ランチをとる時間もないほど仕事でお忙しいはずなのに、
ネロさんは涼しい顔をしてMet(メット)の正面玄関に現れた。
続きは、こちら。
「ニューヨークに・・・行ってみたい。」
はじめて私がそう思ったのは、
この橋を見たいと思ったからだ。
私がまだ広告代理店で仕事をしながら
せっせと映画館に通っていた頃、
主人公がこの橋を歩いて渡る場面(シーン)があった。
映画のタイトルは、想い出せない。
でも、
なんて綺麗な橋なんだろう。
こんな素敵な橋があるなんて。
・・・そう思ったのだけは、今も覚えている。
しかも、
この橋は歩道が木製で
歩くとカタカタ足音がした。
歩道の下には車道があり
歩きながら車道を行き交う車が見えた。
こんな橋を歩いて渡れるなんて。
この橋を歩いて渡ってみたい。
・・・そう思ったのだけは、今も忘れない。
私の胸は、高鳴った。
どうしてだかわからないが
私の胸は、高鳴った。
映画を観ながら、ドキドキした。
気分が悪くなるほど、ドキドキした。
「これが・・・ニューヨークなのか。」と思った。
一流ブランドがズラリと軒を連ねる5番街でもなく
360度ネオンが瞬くタイムズスクエアでもなく
私が「・・・行ってみたい。」と願ったのは、
Brooklyn Bridge(ブルックリンブリッジ)だった。
続きは、こちら。